住宅ローン控除とリフォーム制度の併用ガイド
住宅ローン控除とリフォーム補助金・減税制度の併用可否と注意点を解説します
重要なお知らせ
このページの情報は2025年1月時点のものです。制度は変更される可能性がありますので、必ず公式情報で最終確認を行ってください。
基本原則:併用は可能
住宅ローン控除とリフォーム補助金は、原則として併用可能です。 中古住宅購入とリフォームを同時に行う場合、両方の制度を活用することで大きなメリットを得られます。
併用できる組み合わせ例
- 住宅ローン控除 + 子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム枠)
- 住宅ローン控除 + 先進的窓リノベ2025事業
- 住宅ローン控除 + 給湯省エネ2025事業
- 住宅ローン控除 + 地方自治体のリフォーム補助金
重要な注意点
注意点1補助金を差し引いた額で計算
住宅ローン控除の対象となるリフォーム工事費用は、補助金を差し引いた後の金額で計算します。 また、リフォーム工事費用(補助金差し引き後)が100万円以上(税込)である必要があります。
計算例
リフォーム工事費用:300万円
補助金:60万円
住宅ローン控除の対象額:240万円(300万円 - 60万円)
※ 240万円 ≥ 100万円 なので住宅ローン控除の対象となります
注意点2リフォーム減税との併用は不可
住宅ローン控除とリフォーム減税(リフォーム促進税制)は、同一のリフォーム工事について併用できません。どちらか一方を選択する必要があります。
併用できない組み合わせ
- ・住宅ローン控除 ✕ リフォーム促進税制(耐震改修)
- ・住宅ローン控除 ✕ リフォーム促進税制(バリアフリー改修)
- ・住宅ローン控除 ✕ リフォーム促進税制(省エネ改修)
- ・住宅ローン控除 ✕ リフォーム促進税制(同居対応改修)
- ・住宅ローン控除 ✕ リフォーム促進税制(長期優良住宅化改修)
ポイント:一般的に住宅ローン控除の方が減税額が大きくなるケースが多いため、 まずは住宅ローン控除の活用を検討することをおすすめします。
注意点3耐震リフォームは例外
耐震リフォームに限っては、住宅ローン控除と他の所得税減税制度を併用できる場合があります。
併用可能な例
- ・住宅ローン控除 + 耐震改修の固定資産税減額
- ・耐震改修の所得税控除 + 省エネ改修の所得税控除
注意点4申請タイミングに注意
多くのリフォーム補助金は契約前または着工前に申請が必要です。 住宅ローン控除は確定申告時に申請しますが、補助金は事前申請が基本となるため、スケジュールを事前に確認してください。
異なる税種の組み合わせは可能
所得税と固定資産税など、異なる税種の減税制度は併用できます。
併用可能な組み合わせ
- 住宅ローン控除(所得税・住民税) + 耐震改修の固定資産税減額
- 住宅ローン控除(所得税・住民税) + バリアフリー改修の固定資産税減額
- 住宅ローン控除(所得税・住民税) + 省エネ改修の固定資産税減額
中古住宅購入+リフォームの最適な活用方法
中古住宅を購入してリフォームする場合の制度活用例
推奨される活用パターン
STEP 1
住宅購入- ・中古住宅を購入(住宅ローンを利用)
- ・住宅ローン控除の対象条件を満たす物件を選択
STEP 2
リフォーム補助金申請- ・契約・着工前に補助金申請
- ・子育てグリーン住宅支援事業、窓リノベ事業など
- ・地方自治体の補助金も確認
STEP 3
リフォーム実施- ・省エネ改修、耐震改修など
- ・工事費用は100万円以上(補助金差し引き後)を確保
STEP 4
住宅ローン控除の申請- ・入居翌年の確定申告で申請
- ・購入費用+リフォーム費用(補助金差し引き後)が対象
- ・最長10年間控除を受けられる
シミュレーターの活用:当サイトのシミュレーターでは、物件タイプを「中古」に設定し、「リフォーム・リノベーションを行う」を「はい」にすることで、 両方の制度を含めた総合的なメリットをシミュレーションできます。
免責事項
このページの情報は参考情報であり、個別の状況によって適用可否が異なる場合があります。 実際の申請にあたっては、必ず各制度の公式情報を確認し、税理士や専門家にご相談ください。